救急体制ができていない

日本は今医学の現場で壮絶な問題に直面しています。それは、国内の医師不足です。医師の数は年々減少傾向にあります。その背景にあるのが少子化です。少子高齢化によって、将来の医師の候補生が激減しています。それに伴って医学部の入学生も減少傾向にありますし、現代では医師を目指そうという志のある学生が減少傾向にあります。それは、最近改定されつつある教育制度にあります。ゆとり教育ということばが広がりましたが、教育カリキュラムがかなり緩くなってしまったことによって、学力の向上が著しく悪くなってしまいました。そのために、医学部を突破できるような学力を身につけた学生が中々育ちにくい環境にあったという現状もあります。その影響はしっかりと医療現場に反映されています。医師不足によって、地本の病院などでは閉鎖の危機に瀕しているのです。国内全体でも医師が不足している現状があるにもかかわらず、その数少ない医師が都市部の病院へと集中しているので、地方の医療現場では平常時でも満足のいく治療体制が整えられない状況にあります。また、医療現場は安定していません。時には、緊急の患者様が外来することもあります。業務時間外でも救急体制が整えられていなければならないのですが、医療現場での急激な医師不足によって、救急体制を整えるだけの医師がいないのです。それによって、緊急の患者様が出てしまった場合に、最も近くの病院で治療が受けられないという事態に陥ってしまいます。それによって患者様の容態に悪影響を及ぼしてしまう場合もあるのです。そのために、現在では医療現場で様々な対策がとられています。主な対策としては、医療人の都市部流出の阻止です。基本的な策としては、県内や市内での研修後に、その病院での勤務を一定期間実施すると、医学部時代に必要となる費用の50?100%を免除するという策です。学費が補助される案なので、即効性が高く、実際に実行している都道府県もあり、一定の効果をあげているという報告があります。