2004年から、国家試験に合格した医師免許を取得した後の研修制度が変わりました。
新制度では複数の科を1~2ヶ月ごとにローテーションで回ることが義務付けられました。適正な給与(月額30万円以上)の支給も定められました。

 

色々な科を回るのは医学部の学生時代に臨床実習があるのでは?と多くの人が疑問に思います。
確かにその通りです。医学生時代の臨床実習は短期間ですが、すべての科を回ります。

 

一昔前は医学生の実習でも、患者さんの体に触れ、聴診や打診などをさせて貰いました。
しかし新制度となってからは、実習はもは医療現場を少し垣間見る程度の見学的なものとなりました。

 

そして、この新制度のガイドラインにはこのようなことも記載されています。
「本人の同意のない17時以降の研修は禁止する」「研修医がミスをしても叱らず温かく悩みを聞いたうえで諭うす」などです。
給与をもらっているのに、ずいぶんと生ぬるい研修です。

 

テレビ出演している女医さんが、研修医時代は何日も病院に泊まりこみ、母親が下着やお弁当を届けてくれた話、教授にメスを投げられて叱責された話などをしていましたが、これらと比べると、随分とお気楽な研修医生活、随分と研修医に甘い医療現場です。

 

研修医でさえ、一昔前とは格段の差があります。
医学部の学生はまだまだ素人に少し毛がはえた程度、医師とはとてもとても言えません。